category: 本  1/12

【 第2 小なる章 】 4 こよなき幸せ

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わたたしが聞いたところによると、──あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころジェータ林を隈なく照らして、師のもとに近づいた。そうして師に礼して傍らに立った。そうしてその神は、師に詩を以て呼びかけた。[ブッダのことば(スッタニパータ)中村 元訳]何度も出てきましたが、いつもの導入文から始まります。...

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【 第2 小なる章 】 3 恥

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253 恥じることを忘れ、また嫌って、「われは(汝の)友である」と言いながら、しかも為し得る仕事を引き受けない人、──かれを「この人は(わが)友に非ず」と知るべきである。254 諸々の友人に対して、実行がともなわないのに、ことばだけ気に入ることを言う人は、「言うだけで実行しない人」であると、賢者たちは知りぬいている。255 つねに注意して友誼(友情)の破れることを懸念して(甘いことを言い)、ただ友の欠点のみ見る...

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【 第2 小なる章 】 2 なまぐさ

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239 「稷・ディングラカ・チーナカ豆・野菜・球根・蔓の実を善き人々から正しいしかたで得て食べながら、欲を貪らず、偽りを語らない。240 よく炊がれ、よく調理されて、他人から与えられた純粋で美味な米飯の食物を舌鼓うって食べる人は、なまぐさを食うのである。カッサパよ。241 梵天の親族(バラモン)であるあなたは、おいしく料理された鳥肉とともに米飯を味わって食べながら、しかも<わたしはなまぐさものを許さない>と称し...

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【 第一 蛇の章 】 12 聖者

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この【 第一 蛇の章 】 12 聖者 は主に修行者への教えですね。お釈迦さまは相手によって違う表現でわかりやすく教えを説きました。一見矛盾していると見える教えというのはそういう考慮があったからです。しかし、それぞれの立場にあった方法論ですので、その真意に矛盾はありません。207 親しみ慣れることから恐れが生じ、家の生活から汚れた塵が生ずる。親しみ慣れることもなく家の生活もないならば、これが実に聖者のさ...

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【 第一 蛇の章 】 11 勝利

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【 第一 蛇の章 】 11 勝利では、まず人間の肉体について語られます。193 或いは歩み、或いは立ち、或いは坐り、或いは臥し、身を屈め、或いは伸ばす、──これは身体の動作である。194 身体は、骨と筋とによってつながれ、深皮と肉とで塗られ、表皮に覆われていて、ありのまま見られることがない。195 身体は腸に充ち、胃に充ち、肝臓の塊・膀胱・心臓・肺臓・腎臓・脾臓あり、196 鼻汁・粘液・汗・脂肪・血・関節液・胆汁・...

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【 第一 蛇の章 】 9 雪山に住む者

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【 第一 蛇の章 】 9 雪山に住む者 の後半部分です。内容は六つのもの(六欲)がメインなのですが、今回の物語では内容が詳しく説明されていません。五種の欲望の対象とは色・声・香・味・触(五感)であるようですが、第六の意(の対象)というのがよくわかりませんね。どうも心を満たしたい欲求らしいです。総じて六欲と言われるものみたいです。他の文章と比較すると、ちょっと、わかりにくいですね。たぶん、どこかの時代...

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【 第一 蛇の章 】 9 雪山に住む者

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七岳という神霊と雪山に住む者という神霊がお釈迦さまに教えを乞うというお話です。まずはお釈迦様が本当に目覚めた人であるかを確かめ合います。ここは目覚めた人とはどのような人かを説明するお約束みたいな前置きです。( *´艸`)この後、お釈迦様にまみえますが、とりあえずは前半の部分を読みましょう。...

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【 第一 蛇の章 】 8 慈しみ

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この慈しみの言葉は尊いですね。西洋的な「愛」といわれるものよりも数段高貴で尊い思想だと思います。なぜなら、それは相手を限定しない「愛」であり、すべての生き物への「慈愛」はもちろん、自らの行為や思想へも「毅然としたやさしさ」を持つことであるからです。慈しみとはそのようなものなのです。...

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【 第一 蛇の章 】 7 賤しい人

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【 第一 蛇の章 】 7 賤しい人は下記のような文章から始まります。わたしが聞いたところによると、──あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき師は朝のうちに内衣を着け、鉢と上衣とをたずさえて、托鉢のためにサーヴァッティーに入った。 そのとき火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャの住居には、聖火がともされ、供物がそなえられていた。さて師...

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【 第一 蛇の章 】 6 破  滅

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【 第一 蛇の章 】 6 破  滅 は下記のような文章から始まります。わたしが聞いたところによると、──あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、<孤独なる人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころ、ジェータ林を隈なく照らして、師(ブッダ)のもとに近づいた。近づいてから師に敬礼して傍らに立った。そうしてその神は師に詩を以て呼びかけた。[ブッダのことば...

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