category: スッタニパータを読む(2018年)  1/2

スッタニパータ

2015/09/05 (Sat) 今夜からスッタニパータ(ブッタのことば)を読みます。手前のは学生の時に新品で買ったもの。かれこれ四半世紀の持ち物で紙が茶色くなって年季が入ってます。w とは言いつつもきちんと読み始めたのは7,8年前からですね。なぜかこの本は古本屋に売らなかったのです。中村元さんの解説が本文と同じくらいのボリュームがあったので解説を切り離して軽くして読んでます。奥の新しい方は最近古本屋で見つけたも...

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【 第一 蛇の章 】  1 蛇

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1 蛇の毒が(身体のすみずみに)ひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者(比丘)は、この世とかの世とをともに捨て去る。──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。2 池に生える蓮華を、水にもぐって折り取るように、すっかり愛欲を断ってしまった修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。 ──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。3 奔り流れる妄執の水流を涸らし尽して余すことのない...

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【 第一 蛇の章 】 2 ダニヤ

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20 牛飼いダニヤがいった、「蚊も虻もいないし、牛どもは沼地に茂った草を食んで歩み、雨が降ってきても、かれらは堪え忍ぶであろう。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」21 師は答えた、「わが筏はすでに組まれて、よくつくられていたが、激流を克服して、すでに渡りおわり、彼岸に到着している。もはや筏の必要はない。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」22 牛飼いダニヤがいった、「わが...

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【 第一 蛇の章 】  3 犀(さい)の角

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36 交わりをしたならば愛情が生じる。愛情にしたがってこの苦しみが起こる。愛情から禍い(わざわい)の生じることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め。37 朋友・親友に憐れみをかけ、心がほだされると、おのが利を失う。親しみにはこの恐れのあることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め。38 子や妻に対する愛著は、たしかに枝の広く茂った竹が互いに相絡むようなものである。筍が他のものにまつわりつくことのないように...

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【 第一 蛇の章 】  3 犀(さい)の角  <2>

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56 貪ることなく、詐ることなく、渇望することなく、(見せかけで)覆うことなく、濁りと迷妄とを除き去り、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め。61 「これは執著である。ここは楽しみは少し、快い味わいも少くて、苦しみが多い。これは魚を釣る釣り針である」と知って、賢者は、犀の角のようにただ独り歩め。65 諸々の味を貪ることなく、えり好みすることなく、他人を養うことなく、戸ごとに食を乞...

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【 第一 蛇の章 】 4 田を耕すバーラドブァージャ

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わたしが聞いたところによると、──あるとき尊き師(ブッダ)はマガダ国の南山にある「一つの茅」というバラモン村におられた。そのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは、種子を捲く時に五百挺の鋤を牛に結びつけた。 そのとき師(ブッダ)は朝早く内衣を着け、鉢と上衣とをたずさえて、田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャが仕事をしているところへ赴かれた。ところでそのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャは食物を...

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【 第一 蛇の章 】 4 田を耕すバーラドブァージャ

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先の【 第一 蛇の章 】 4 田を耕すバーラドブァージャ の続きです。関連記事:【 第一 蛇の章 】 4 田を耕すバーラドブァージャ そこで田を耕すバラモン・バーラドヴァーシャはその乳粥を生物のいない水の中にうずめた。さてその乳粥は、水の中に投げ棄てられると、チッチタ、チッチタと音を立てて、大いに湯煙りを立てた。譬えば終日日に曝されて熱せられた鋤先を水の中に入れると、チッチタ、チッチタと音を立て、大...

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【 第一 蛇の章 】 5 チュンダ

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85 鍛冶工チュンダはいった、「目ざめた人々は誰を<道による勝者>と呼ばれるのですか? また<道を習い覚える人>はどうして無比なのですか? またおたずねしますが、<道によって生きる>ということを説いてください。また<道を汚す者>をわたくしに説き明かしてください。」86 「疑いを越え、苦悩を離れ、安らぎ(ニルヴァーナ)を楽しみ、貪る執念をもたず、神々と世間とを導く人、──そのような人を<道による勝者>であると...

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【 第一 蛇の章 】 6 破  滅

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【 第一 蛇の章 】 6 破  滅 は下記のような文章から始まります。わたしが聞いたところによると、──あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、<孤独なる人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき一人の容色麗しい神が、夜半を過ぎたころ、ジェータ林を隈なく照らして、師(ブッダ)のもとに近づいた。近づいてから師に敬礼して傍らに立った。そうしてその神は師に詩を以て呼びかけた。[ブッダのことば...

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【 第一 蛇の章 】 7 賤しい人

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【 第一 蛇の章 】 7 賤しい人は下記のような文章から始まります。わたしが聞いたところによると、──あるとき師(ブッダ)は、サーヴァッティーのジェータ林、<孤独な人々に食を給する長者>の園におられた。そのとき師は朝のうちに内衣を着け、鉢と上衣とをたずさえて、托鉢のためにサーヴァッティーに入った。 そのとき火に事えるバラモン・バーラドヴァーシャの住居には、聖火がともされ、供物がそなえられていた。さて師...

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