第三章 心
42 憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしようとも、邪(よこしま)なことをめざしている心はそれよりもひどいことをする。
[真理のことば(ダンマパダ)中村 元訳 ]
憎み恨みを持つものは、自分が恨み憎むよりもひどいことを自分にする。それゆえ憎み恨みを捨て去れ。とても困難なことではあるが。2015/10/24
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「憎しみや怨み」を持つことは、自分自身に「憎しみや怨み」を植え付けることである。
これは「自分の行動、言葉、考えたことすべてが自分自身になる」と言われることから理解できるだろう。
そしてその「相手への憎しみや怨み」はそれ以上の「憎しみや怨み」となって自分が被ることになる。
「すべての自分の行いや考えが自分に還る」からである。この原理原則は普遍である。
ゆえに「憎しみや怨み」を顧みず打ち捨ててしまうのが自分の為である。
とても難しいことなのだが。2017/9/3
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