表裏一体
死のにおいがするのもを追いやり、闇に隠し、知らないふりをした。
しかし死を忌み嫌うことは、すなわち生をも忌み嫌うことに気が付いていない。
この殺伐とした日常に生の存在が薄れ、殺戮がいともたやすく何の躊躇もなく行われるのは、日常に死を感じられなくなったからではないのだろうか?
生まれることとは死へ向かうこと。
死に向かうことは生へ向かうこと。
生と死は表裏一体であって独立したものではない。ゆえにどちらかの存在を消そうと思うとどちらも失われる。
死なない命はない。それは皆同じだ。
だからすべての命はおなじように尊い。
あなたが虫けらを虫けらといって殺すなら、あなたの命も虫けらと同じように殺されるだろう。
あなたが虫けらとて同じ命と尊ぶなら、あなたの命もすべての命と同じように尊ばれるだろう。
死を意識してこそ人は本当の生を知り、生きる意味を知る。
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