「仮想通貨の税制」について考える

仮想通を始めたときから「税制についての明確な判断が示されていないことが取引をするうえでの最大の難点である」と私は言ってきました。

株や先物、商品、為替、FXとこれらをやったことがある人は判ると思うのですけど、税制はとにかく複雑でめんどくさいのです。w

株の場合、特定預かりの源泉分離課税を適用すれば税金に関してほぼ何も考えず売買しても問題ありません。また、申告分離課税や一般預かりの適用もできます。

これが先物やオプション、FXなどになるとまた税制が変わって、申告分離課税になったと思います。一般課税もあったかな?

FXも昔は雑所得の総合課税だったのが何年か前にようやく申告分離課税が適用になったと記憶していますがあっているかな?為替差益は雑所得の総合課税だったかな?金地金は譲渡所得の総合課税だったはず。あってます??

自分でポートフォリオ組んでいると個別税制に対応するのがちょーメンドクサイです。

それでも株や先物など、歴史の長い取引所では税制の高度化も進んで、株なんかではほぼ取引所における売買記録は整理されて税制に沿った履歴を残せます。申告分離課税の適用になる先物やFXでも今は税制に即した売買記録対応がなされていると言えるでしょう。

ところが仮想通貨の取引においては、そもそも取引所のライセンスさえ今までなかったわけですし、税制に対する明確な指針もない状態だったわけです。当然、売買利益に対する税を考えた履歴など残されているわけもなく、税計算はかなり複雑になるのは考えただけでも明らかだったわけです。特に海外の取引所を使った場合はかなり複雑化することが理解できるはずです。

そんななかに「ビットコインからアルトコインへの売買では税金がかからないはず」という私にしてみればまったく意味不明の、根拠のないうわさが独り歩きして、それをあたかもほぼ間違いないと勝手に理解した人がかなりいました。(もっとも、現時点ではまだ確定していないので可能性は無きにしも非ずですが、無理じゃないかな?)

噂によると10月には税制の指針が示されるようですがあくまでうわさです。とりあえず、現時点での可能性は、

○雑所得の総合課税
○ビットコインからアルトコインへの売買でも課税

です。

ここで問題なのは、ビットコインからアルトコインへの売買なのですけど、さらにアルトコインからアルトコインとかの取引を複雑にやっている人は最悪(超複雑)ですね。しかも海外の取引所で取引しているとなるとたぶん把握しきれないのじゃないかな?

税計算で問題になるのは「購入時のJPY価格」と「売却時のJPY価格」がわからないといけないわけです。ビットコインからアルトコインの売買の場合の、アルトコインの購入時の価格提示にはBTC価格でしか履歴が残っていないはずですから、ここからJPY価格をはじき出すのに苦労するでしょうね。

妄想ですが簡易的に月別とかの平均価格表を基にした簡易計算が税制に適用する可能性もありますかね?アルトコインを全部網羅するのは難しいからないかな?ビットコインだけならありそうかな?

そうそう、仮想取引所のライセンス登録会社が10月までには公開されるはずなのですけど、未だに1社も登録がされていません。たぶん、税制に関する取扱いの履歴保存に関してまとめているのではないかな?と個人的には思っています。(仮想通貨交換業者登録が発表されました。PDF

仮にすべての売買履歴にたいして個別にビットコインやアルトコインのJPY価格の添付を義務付ければ、税制処理がかなりスムーズになるからです。これだとビットコインからアルトコイン、アルトコインからアルトコインの売買への課税計算も楽になるでしょう。

(税制に関してはできれば申告分離課税になって欲しいけど、FXの例を見るとしばらく先でしょうか?さすがに特定口座の設定は無理でしょうね。新税制を1年後に適用させることも考えられるかな?)

このように個人的には仮想取引所のライセンス登録の条件の一つに売買履歴のJPY価格の添付が義務つけられる可能性が高いかなと思っていますがどうでしょうね?(11/1追記 今のところそういう動きはないです。)

こうなると海外の取引所のライセンス取得には壁が生じます。(海外取引所がライセンスを取得してくればいいですが)今後は海外での取引の難易度はあがるのではないでしょうか?


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